◆とりわけ動き方に注意です。
洋服を着ているときのように大股で歩かないように!大股で歩くとすそが乱れてきます。
それを直すのは大変なので、いつもよりも歩幅を小さくして歩くようにしましょう。
◆トイレの方法
浴衣と肌着のすそを一緒に腰まで持ち上げます。そのときに横に広がらないように気をつけましょう。
また、すそが汚れるのを防ぐためにも洋式のトイレの方がおススメです。
トイレが済んだら、裾をそっと下に下ろします。
鏡で乱れていないかチェックしましょう。
前のすそが長くなっていたら、おはしょりで長さを調節します。
◆タクシーの乗り降り
車に乗るときに足から入ろうとすると、すそが広がってしまいます。頭から入るのも同じで、足が広がる原因になります。
「車に乗るときはお尻から」先に座ってから足を入れると綺麗に乗れます。
胸元が乱れてきたときは、反対側のそで口から手を入れて襟を引っ張ってあげます。
その場合、着物ベルトがあればそっと付け直すといいですよ。
次におはしょりの重なってある上の部分をそっと下に引くと、胸元がしゃんとします。
裾が広がってきたら、長くなっている方の上前を腰紐の上まで押し込みます。
このときに腰紐がゆるんでいたら、結び直しましょう。
浴衣の崩れは帯周辺で解決できます。